EUDAMED利用義務化に関するOJEU公布(2025年11月26日)とデバイス登録期限について

EUDAMED Overview のページにある、EUDAMED TimeLine資料が、20251127日に更新されました。今回の更新内容は、20251126日公布のOJEU(Commission Decision (EU) 2025/2371)に基づき修正された内容と考えられます。

2024613日に公布されたRegulation (EU) 2024/1860 の第1条第6項(Article 1 (6) Article 123(3) is amended) のMDR/IVDR123条第3項の改訂として、

原文(英語版):

the introductory wording is replaced by the following:

‘without prejudice to the obligations of the Commission pursuant to Article 34, the obligations and requirements that relate to any of the electronic systems referred to in Article 33(2) shall apply from the date corresponding to 6 months from the date of publication of the notice referred to in Article 34(3), informing that the relevant electronic system is functional and meets the functional specifications drawn up pursuant to Article 34(1). The provisions referred to in the preceding sentence are:’

日本語訳 by Google翻訳:

「委員会の第34条に基づく義務に影響を及ぼすことなく、第33条(2)に規定する電子システムに関する義務及び要件は、当該電子システムが機能しており、かつ、第34条(1)に基づいて作成された機能仕様を満たしていることを通知する第34条(3)に規定する通知の公表の日から6ヶ月後の日から適用される。前文に規定する内容は、次のとおりである。」

という箇所から、公示日(Date of Publication(DoP)=20251126日())の6か月後(厳密には26週間後(6か月+1曜日))の2026528日((Date of Mandatory(DoM))から、MDR/IVDRの法的要件としてEUDAMEDへのUDIデバイス情報登録が義務化されます。ただし、公示日(20251126日)から12か月以内の登録条件として、以下の条文が加えられているため、2026528日から20261128日までに新規で発売されるMDR/IVDR新製品は、EUDAMEDへのUDI登録は、20261128日までに完了していれば、法的要件は満たしていると考えてよいですが、CAからの登録要請や指示、NBARとの事前協議等によっては、その限りではありませんのでご注意ください。

原文(英語版):

(b)point (e) is replaced by the following:

‘(e)no later than 12 months from the date of publication of the notice referred to in Article 34(3) in respect of the electronic system referred to in Article 33(2), points (a) and (b), manufacturers shall ensure that the information to be entered in Eudamed in accordance with Article 29 is entered in that electronic system, including regarding the following devices, provided that those devices are also placed on the market from 6 months from the date of publication of that notice:

(i)devices, other than custom-made devices, for which the manufacturer has undertaken a conformity assessment in accordance with Article 52;

(ii)devices, other than custom-made devices, placed on the market pursuant to Article 120(3), (3a) or (3b), unless the device, for which the manufacturer has undertaken a conformity assessment in accordance with Article 52, is already registered in Eudamed;’

日本語訳 by Google翻訳:

(b) (e) は次の文言に置き換えられる。

「(e) 製造業者は、第33条第2項(a)及び(b)に規定する電子システムに関する第34条第3項に規定する通知の公示の日から12ヶ月以内に、第29条に従ってEudamedに入力されるべき情報が、当該電子システムに入力されることを確保するものとする。これには、次に掲げる機器に関する情報も含まれる。ただし、当該通知の公示の日から6ヶ月以降に当該機器が市場に投入される場合に限る。

(i) 製造業者が第52条の規定に従って適合性評価を実施したカスタムメイド機器以外の機器。

(ii) 第120条第3項(3a)又は(3b)の規定に従って市場に投入されるカスタムメイド機器以外の機器。ただし、製造業者が第52条の規定に従って適合性評価を実施した機器が既にEudamedに登録されている場合を除く。」

また、既発の新規制(MDR/IVDR)品及び、レガシーデバイスについては、MDR/IVDRの原本に、明確に登録期限について記載された箇所は存在しないものの、一方でそれらを特例で除外するような条文も見当たらないことから、2026528(DoM)以降は、原則登録されていないといけない状態(Art.29が適用)と考えられますが、ECが発行する各種文書などの記載例から、20261128日ごろ(DoP+12か月)までの登録が実務的な期限と捉えて問題ないようですが、こちらも、CAからの要請や指示、NBARとの事前協議により対応していただくのが良いと考えております。以下にデバイスごとの登録期限をまとめます

対象デバイスごとの登録期限一覧

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swissdamedへのデバイス登録について

スイス所在の製造事業者、システム/プロシジャーパック事業者、代理人企業は、スイスで販売する医療機器のUDIデバイス情報を、「swissmedic」が運営する「swissdamed(スイスダメッド)」への登録が義務化されます。202511月時点での「swissmedic」からの発表スケジュールでは20267月からUDIデバイスの登録義務化が始まります。

swissdamedサイトの公開資料より

一方、20258月に稼働したUDIデバイスモジュールでは、「EUDAMED」「GUDID」のようなWEBアプリによる登録画面は用意されておらず、XMLファイルアップロードのみの提供となっています。XMLの書式は、「EUDAMED」で使用するXSD形式と同一で、相違点は、以下の4つと発表されています

  • スイスにおけるマーケット(販売)ステータス
  • CHRN(アクター番号)
  • スイスの代理人情報
  • 「swissdamed」のバージョン情報

「EUDAMED」XSD形式のXMLファイルを取り扱うことができれば、「swissdamed」への登録は指定画面からXMLファイルをアップロードするだけで完了しますが、「EUDAMED」へ登録していないスイス向け製品については、別途XMLファイルを用意しないと対応できません。「EUDAMED」へ登録後、XMLファイルをダウンロードしてから、必要事項を修正するという作業を「swissdamed」は推奨していますが、デバイス数が多ければ、1デバイスごとに手作業での修正が発生するため、M2M接続による送信(「EUDAMED」DTX接続と類似した方法)の確立が求められます。「EUDAMED」DTX接続サービスを提供するドイツBYRD.Health(バード・ヘルス)社では、「swissmedic」と共同で、M2Mの接続テストを実施中です。「swissdamed」M2M機能対応は、20267月を予定しているため、そのタイミングでのサービス提供を計画し、現在テストを実施しています。

BYRD. Health社に関連する記事はこちらからどうぞ◆

BYRD Health始動・・・DTX事業者 BYRD.Health(osapiens)社サービスのご紹介

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EUDAMED Production v2.18.0 リリース

EUDAMED Production (本番)サイトは、20251016日のメンテナンス作業により、v2.18.0 が公開されました。9月に更新されたテスト環境(Playground)の変更内容を受けての更新となりました。リリースノートは、こちらから確認できます。

主な更新箇所は以下となります

  • ACTORモジュールで、VATEORINational Trade Register の申請機能が追加されました
  • UDIモジュールで、製造事業者がBasic UDI-DIを新規で登録(SUBMIT)した際に、ARAuthorised Representative:欧州代理人)に通知が送られる機能が追加されました
ACTORモジュール VATEORI#NTR登録申請画面

今回の更新では、XMLファイル書式に関するスキーマバージョンが更新され、XSD v3.0.22.1となりました。v3.0.22(.1)は、2025年9月にリリースされたPlayground v3.18.0 で採用されているXSDスキーマバージョンと同一になります。テスト環境と本番環境が同一スキーマを使用できるため、テストで使用したXMLデータをそのまま本番環境で適用できるようになりました。今回のバージョンアップで、DTX接続で起こっていた多数のバグが修正されています。リリースノートに詳細が記載されていますので、ご確認ください。尚、今回のバージョン更新はv2.xxのままのため、MF(製造事業者)が利用可能なVigilance(市販後調査)モジュールのリリースは見送られています。MFロールで利用できるモジュールは、以前と変わらずActor(アクター)とUDI(デバイス)の2モジュールとなります。(Certificate(NB/認証)モジュールは閲覧のみ可)

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EUDAMED Playground v3.18.0 リリース

EUDAMED Playground(テスト)サイトは、2025925日のメンテナンス作業により、v3.18.0 が公開されました。今回の更新により、XSDXMLスキーマ定義)のバージョンが、3.0.22となりました。DTX送信、BulkアップロードのXMLファイルは、3.0.22に変更していないと、EUDAMEDからエラーが返ってきます。リリースノートは、こちらから確認できます。

v3.18.0

UDIモジュールの新規機能として、

  • Basic UDI-DI 登録時に、欧州代理人(AR)に通知送信機能が追加されました

今回の更新では、UDIモジュール以外の「認証(Certification)」、「市場監視(MSU:マーケットサーベリアンス)」、「市販後調査(ヴィジランス)」の各モジュールにも新機能、修正等が行われています。

XSDバージョン変更により、Production(本番)環境のXSDバージョン(v3.0.16)と異なる状態となりましたので、Playground環境で使用したXMLは、本番環境利用の際に、XSDバージョン変更等が必要となります。DTX接続サービス利用する場合は、サービス事業者側でXMLを自動生成するため、ユーザーは特に意識することなくテスト環境、本番環境を利用できます。

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2025年11月26日(水)オンラインセミナー申込受付中【割引コードあり】

20247月にEUオフィシャル・ジャーナル(Regulation (EU) 2024/1860)公布により、EUDAMEDはモジュールごとに利用開始(=登録期限)をEU側で設定できるようにMDR/IVDRの改正が行われました。20257月版のEUDAMED公式サイトのタイムラインでは、「レビュー中」の記載がありますが、EUオフィシャル・ジャーナルは、「2026Q3中(9月末まで)」に公布される予定で準備が進められているとのことから、「UDIデバイス登録」と「NB認証モジュールの利用は義務化は「2026年Q1中」とされ、レガシーデバイス含むすべての販売中製品も「2026年Q3中9月末)」の登録が、MDR/IVDR準拠の条件となる見込みです。

登録までに残された期間は、12~13ヶ月と考えておくべき中で、医療機器メーカー様側のUDI登録作業も、NB側の認証作業も、多くの時間が残されているわけではありません。

ヘルスケア分野向け専門セミナーを企画・運営している「(株)情報機構」様の「オンラインセミナー」にて、UDI登録の課題に取り組む企業様向けに、弊社担当で下記のセミナーの実施を予定しております。詳細及び申込はリンク先をご参照ください。

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2025年11月26日(水) 13:00-17:00

「登録期限まであとわずか!」
EUDAMED(欧州医療機器データベース)・UDIデータ登録の‘最新版’要求事項
~義務化に伴い、登録期限直前で焦らないためのポイント整理~

EUDAMED UDI登録セミナー:2025年11月26日(水) 13:00-17:00ZOOMオンライン

EUDAMEDUDI登録を実施するにあたって、DTX接続環境での登録作業の経験を元に、「2025Q3中」に発表される予定のEUオフィシャル・ジャーナルの内容を含むEUDAMEDの最新状況と、UDI登録準備を進めるにあたっての注意点等を詳しく解説していきます。また、EUDAMEDテストサイトを使ったDTX登録デモや、実際に登録されたデータを「EUDAMED UDIモジュール」を使用して紹介します。EUDAMED UDI登録に関する理解を深め、実践に役立つセミナーとなるよう準備を進めています。

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ZOOMによるオンライン配信セミナーです。見逃し配信コースもあります

受講申込にあたり、受講料が「11,000円引き(税込)」となる講師紹介割引コードがあります。申込の際に

講師紹介割引番号:C-753

をご利用ください。また、1社2名様以上で受講の場合は、講師紹介割引と同時申込割引を併用できますので、1名様につき「13,200円引き(税込)」となります。

◆EUDAMED OJEU発表に関する投稿はこちらからどうぞ◆

EUDAMED登録開始についてのOJEUは第3四半期公布に変更・・・OJEU公布時期について

IVDD製品期限延長とEUDAMED段階利用の改正提案・・・ 延長期限日程と、EUDAMEDスケジュールについて

IVDD製品期限延長とEUDAMED段階利用の改正提案(2)・・・ Regulation (EU) 2024/1860公布と、EUDAMEDロードマップ更新

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EUDAMED登録開始についてのOJEUは第3四半期公布に変更

2025年5月にドイツ・シュツットガルトで開催されたEUDAMED WORKSHOPでの説明では、20257月にOJEUが公布され、EUDAMED利用開始時期と、登録期限が決定するとありましたが、7月末現在で、OJEUの公布は確認できておりません。

一方、20256月末に開催された「MDCG EUDAMED WORKING GROUP」では、MDR/IVDRの最小要件を満たす(MVPと表現されています)先行4モジュール「アクター登録、UDIデバイス、NB認証、市場監視」の最終監査報告が、MDCGと、EUDAMED WGに提出され、OJEU公布に向け書面手続きを実施していることが確認されました。また、資料ではOJEU7月予定から、Q37月から9月末までの第3四半期)予定に公布時期が変更されていることが確認できます。予定より2ヶ月程度の遅延が見込まれますが、9月末までの公布された場合は、UDIデバイスの登録開始は、20263月末から、また、開始日(3月末)前に上市された製品は、20269月末までの登録が義務化されます。

UDIデバイス登録は、製品情報を正しくマーケットに伝えることが目的のため、医療機器製造事業者は、正確なデータ項目の設定が求められています。製品構成によっては、どの項目に、どの値を設定すれば良いのかといったことで悩まれている企業様も多く見受けられます。EUMDAEDの要求項目は多岐にわたりますので、事前の準備、項目の整理等を実施した上で、登録作業に着手されることをお勧めします。

MDCG EUDAMED WORKING GROUPでの資料に弊社でコメント追記

IVDD製品期限延長、EUDAMED利用必須時期のルール改正に関する投稿はこちらからどうぞ◆

IVDD製品期限延長とEUDAMED段階利用の改正提案・・・ 延長期限日程と、EUDAMEDスケジュールについて

EUDAMED WORKSHOP・・・5/21ドイツ・シュツットガルトでオンライン、オンサイト同時開催セミナーについて

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EUDAMED Production v2.15.0 リリース

EUDAMED Production (本番)サイトは、2025年6月26日のメンテナンス作業により、長らくリリースが待たされていたv2.15.0 が公開されました。前回の更新から1年2ヶ月ぶりのアップデートとなりました。リリースノートは、こちらから確認できます。

主な更新箇所は以下となります

  • すべてのモジュールで「Icelandic(アイスランド語)」、「Norwegian(ノルウェー語)」、「Turkish(トルコ語)」が使用できるようになりました
  • Basic UDI-DIの「special device type」 選択肢に、Master UDI-DIを利用するコンタクトレンズ各種(スタンダート、オーダーメイド等)が選択できるようになりました

今回の更新では、XMLファイル書式に関するスキーマバージョンが更新され、XSD v3.0.16となりました。v3.0.16は、25年4月にリリースされたPlayground v3.11.0 で採用されているXSDスキーマと同一になります。テスト環境と本番環境が同一スキーマを使用できるため、テストで使用したXMLデータをそのまま本番環境で適用できるようになりました。今回のバージョンアップで、DTX接続で起こっていた多数のバグが修正されています。リリースノートに詳細が記載されていますので、ご確認ください。尚、今回のバージョン更新はv2.xxのままのため、MF(製造事業者)が利用可能なVigilance(市販後調査)モジュールのリリースは見送られています。MFロールで利用できるモジュールは、以前と変わらずActor(アクター)とUDI(デバイス)の2モジュールとなります。(Certificate(NB/認証)は閲覧のみ可)

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EUDAMED Workshop が開催されました– 21 May 2025 – Stuttgart, Germany

2025年5月21日 ドイツ・シュツットガルトにて、「EUDAMED Workshop」 というセミナー・イベントがEC主催で実施されました。開催概要はこちらです。ハイブリッド実施のため、オンライン参加も可能でしたが、オンラインの申込者が多かったようで、1社1名などの制限が設けられました。次回は、10月8日にイタリア・ローマで、又12月3日にベルギー・ブリュッセルで同一内容で開催予定とのことです。昨年発表された「EUDAMEDの段階的な導入」についての詳細事項についても解説があり、OJEU2025年7月に公布された場合は、2026年1月から利用開始、2026年7月までに、発売中の全てのデバイスを登録という従来通りの登録期限が改めて発表されました。2025年5月末時点で、残り13ヶ月強となりました。

発表された資料の中のタイムライン(2025年7月にOJEU公布の場合)

各プレゼンテーションは、こちらからダウンロードできます。

(株)情報機構主催のEUDAMED有償セミナーのご案内・・・割引コード配布中

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2025年7月29日(火)オンラインセミナー申込受付中【割引コードあり】

20247月にEUオフィシャル・ジャーナル(Regulation (EU) 2024/1860)公布により、EUDAMEDはモジュールごとに利用開始(=登録期限)をEU側で設定できるようにMDR/IVDRの改正が行われました。EUDAMED公式サイトのタイムラインに記載された「20257月」にEUオフィシャル・ジャーナルが公布された場合は、「20261月」から「UDIデバイス登録」と「NB認証モジュールの利用は義務化され、レガシーデバイス含むすべての販売中製品も「20267月」までの登録が、MDR/IVDR準拠の条件となります。

登録までに残された期間は、約1年となる中で、医療機器メーカー様側のUDI登録作業も、NB側の認証作業も、多くの時間が残されているわけではありません。

ヘルスケア分野向け専門セミナーを企画・運営している「(株)情報機構」様の「オンラインセミナー」にて、UDI登録の課題に取り組む企業様向けに、弊社担当で下記のセミナーを実施させていただく予定となりました。詳細及び申込はリンク先をご参照ください。

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2025年7月29日(火) 13:00-17:00

「登録期限迫る!」まだ間に合うEUDAMED(欧州医療機器データベース)・UDIデータ登録
202611日以降の登録義務化に向けた、実務対応の勘所~

EUDAMED UDI登録セミナー:2025729日(火) 13:00-17:00ZOOMオンライン

EUDAMEDUDI登録を実施するにあたって、DTX接続環境での登録作業の経験を元に、「20257月」に発表される予定のEUオフィシャル・ジャーナルの内容を含むEUDAMEDの最新状況と、UDI登録準備を進めるにあたっての注意点等を詳しく解説していきます。また、EUDAMEDテストサイトを使ったDTX登録デモや、実際に登録されたデータを「EUDAMED UDIモジュール」を使用して紹介します。EUDAMED UDI登録に関する理解を深め、実践に役立つセミナーとなるよう準備を進めています。

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ZOOMによるオンライン配信セミナーです。見逃し配信コースもあります

受講申込にあたり、受講料が「11,000円引き(税込)」となる講師紹介割引コードがあります。申込の際に

講師紹介割引番号:Z-508

をご利用ください。また、1社2名様以上で受講の場合は、講師紹介割引と同時申込割引を併用できますので、1名様につき「13,200円引き(税込)」となります。

IVDD製品期限延長、EUDAMED利用必須時期のルール改正に関する投稿はこちらからどうぞ◆

IVDD製品期限延長とEUDAMED段階利用の改正提案・・・ 延長期限日程と、EUDAMEDスケジュールについて

IVDD製品期限延長とEUDAMED段階利用の改正提案(2)・・・ Regulation (EU) 2024/1860公布と、EUDAMEDロードマップ更新

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BYRD Health始動

EUDAMED DTXサービスプロバイダのドイツBAYARD社(バイヤード、本社:ケルン市)のヘルスケア事業部門が、ドイツ・マンハイム市に本社を構えるESGEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))ソリューションプロバイダ「osapiens(オサピエンス)」社と提携し、ガバナンス、コンプライアンスなど、企業の法令遵守をサポートするソリューションの一部として活動していくことになりました。「osapiens」社は、「osapiens HUB」と呼ぶクラウドベースのテクノロジ・プラットフォームを、人工知能(AI)などの革新的なテクノロジーを活用して、

  • CSRDCorporate Sustainability Reporting Directive:企業持続可能性報告指令)
  • EUDREU Deforestation Regulation:欧州連合森林破壊防止規則)
  • CSDDDCorporate Sustainability Due Diligence Directive:企業持続可能性デューデリジェンス指令)

などの国際、国内問わず、各種ESG関連法とガイドラインへのコンプライアンスを企業がシームレスに実装、及び自動化し、説明責任のある持続可能性報告をさらに確実に行えるように支援するソリューションです。医療機器のUDIに関する各種規制対応として、EUDAMED含むUDI登録や、市販後調査(Vigilance)による各種報告も、法令遵守活動の一環業務としてとらえ、企業活動を支援していきます。

osapiens HUB 概要図

◆BAYARD(バイヤード)社に関連する記事はこちらからどうぞ◆

独バイヤード社UDIデータベース登録サービス取扱開始・・・代理店契約締結のご案内

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