EUDAMED Production (本番)サイトは、2025年6月26日のメンテナンス作業により、長らくリリースが待たされていたv2.15.0 が公開されました。前回の更新から1年2ヶ月ぶりのアップデートとなりました。リリースノートは、こちらから確認できます。

主な更新箇所は以下となります
- すべてのモジュールで「Icelandic(アイスランド語)」、「Norwegian(ノルウェー語)」、「Turkish(トルコ語)」が使用できるようになりました
- Basic UDI-DIの「special device type」 選択肢に、Master UDI-DIを利用するコンタクトレンズ各種(スタンダート、オーダーメイド等)が選択できるようになりました

今回の更新では、XMLファイル書式に関するスキーマバージョンが更新され、XSD v3.0.16となりました。v3.0.16は、25年4月にリリースされたPlayground v3.11.0 で採用されているXSDスキーマと同一になります。テスト環境と本番環境が同一スキーマを使用できるため、テストで使用したXMLデータをそのまま本番環境で適用できるようになりました。今回のバージョンアップで、DTX接続で起こっていた多数のバグが修正されています。リリースノートに詳細が記載されていますので、ご確認ください。尚、今回のバージョン更新はv2.xxのままのため、MF(製造事業者)が利用可能なVigilance(市販後調査)モジュールのリリースは見送られています。MFロールで利用できるモジュールは、以前と変わらずActor(アクター)とUDI(デバイス)の2モジュールとなります。(Certificate(NB/認証)は閲覧のみ可)